森田みなもちゃん(小学校3年生)とお母さん

―みなもちゃんをPASOCに入れたきっかけを教えてください
森田さん:PASOCを知ったのは、レミゼラブルの舞台がきっかけです。ガブローシュ役の男の子の演技が本当に素晴らしくて。パンフレットを見たらガブローシュ役は大矢臣くんでPASOC出身と書いてありました。それでPASOCについて調べてみたら一般の人でも参加出来るワークショップがあったので、みなもを連れて参加しました。当時は他の事務所に所属していて移籍についてはかなり厳しく、結局ワークショップに参加した1年後からPASOCに通い始めました。―PASOCに入ってからみなもちゃんはどう変わりましたか
森田さん:もともとみなもは落ち着きのない子どもでした。PASOCに通い始めた当初テディさんから、みなもに規則正しい生活をさせなさいとアドバイスを頂きまして、それを実行させました。私が起こさないといつまでも寝ているような子どもでしたが、レッスンがある日は自分で目覚まし時計をかけて、6時に起きるまでになりましたね。生活が整ってくると周りが全く見えないタイプだったみなもが、周りの空気を読むことが必要だと分かるまでになりました。―PASOCのレッスンについて教えてください
森田さん:歌のレッスンでは、みなもの弱点を教えてくれました。それでその弱点を克服する方法や日々の注意点、また家でできる具体的なレッスン方法などをアドバイス頂きました。基本的にレッスンは、先生方やテディさんにすべてお任せしているので、私は見守るだけです。―初オーディションで見事合格したとか
森田さん:PASOCに入って1年目で、舞台のオーディションを受けて合格しました。とてもいい役で、主役の手助けをする女の子役でした。PASOCに入って1年間、ひたすら頑張ってきたことが報われた瞬間でした。最初は嬉しいばかりだったのですが、時間が経ってくると『みなもはちゃんと出来るのだろうか』と私の緊張が増すばかりで。でもテディさんの指導が素晴らしくて、心配は無用でした。今はみなも自身も安心して、舞台のお稽古やPASOCのレッスンをこなしています。
―みなもちゃん、舞台のお稽古はどうでしたか
みなもちゃん:最初はちょっと緊張したけど、お稽古はとても楽しかったです。
―お母さんの今の気持ちを教えてください
森田さん:みなもは4歳の時から別のところに通わせていましたが、演技も歌もなかなか上達しませんでした。でもPASOCに通い始めてからのみなもは、目に見えて変わりましたね。演技も上手くなって、家で課題の練習を見た時など人が違うみたいでした。PASOCに入ってからのみなもは生き生きとしていますし、私も大好きな舞台の現場に身近に触れることがができて幸せです。